今日から始める幻想人形演舞 その4 パーティー構築② 役割
引き続きパーティー構築のためのあれそれです。今回は役割です。「受け」とか「流し」とかそういうの聞いたこともある方もいるとは思いますが、とりあえずもっとわかりやすく噛み砕きたいと思います。
役割というのはつまりコイツ何ができるの? っていう話なんですね。いくつか例を挙げていきたいと思います。
例えば僕のお気に入りの一匹のDみのりこ。
種族値 H130A50 B70 C90 D85 S50
アビリティ 陽の気質:雷、光、幻の被ダメージを0,8倍にし、さらに俊敏が一段階上がる。
弱点:闘 鉄 半減:地 光 無効:雷
これだけでもなんとなく何ができそうだ、というのが予測がつくかもしれません。特徴としてはHPが高く、集防と散防が平均値あるどちらかと言えば耐久タイプの人形なんだな、と感じられるはずです。(大体種族値は100を越えてると高い、と思うといいと思います)散弾を見るとPPを振れば殴れなくないですが、長所は耐久なのでそちらを伸ばしてあげるといいでしょう。
次に技を見ます。技次第では思ったほどの活躍を見込めない場合もあります。
幸いマナの恵み、ドレインシードといった技を覚えるので耐久系の人形としての役割を持てそうですね。持ち物に兵糧丸でも持たせてあげるとさらに扱いやすくなるでしょう。
つまり彼女は耐久(特に散方面の相手と戦うこと)の人形になれるだろう、と思っとけばいいです。
次の例に行きましょう。
これまた僕のお気に入りの人形なんですがPエリーです。
種族値H90 A120 B90 C60 D75 S65
アビリティ 反動相殺:反動スキルの反動ダメージを受けない
弱点:炎 雷 半減: 然 風 幻 音 無効:地 毒
こちらは集弾に優れた種族値、かつ覚える技との相性のいいアビリティを有していますね。なんとなくアタッカー気質だなと思ってもらえればいいです。また、覚える技に猛進之構といった強力な積み技も目を引くと思います。
ではアタッカーとして見たときの俊敏はどうでしょう? 65族は全体から見ても低い部類に属します。また、耐久値もHBDどれを見ても平均レベルといったところですね。何らかの方法で行動できるチャンスを増やしてあげたいところです。
例えば黒いチョーカーを持って猛進之構を積んで上から叩けるようにする、金のかんざし、銀のかんざしといったアイテムを持ってその自慢の耐性(かなり優秀な半減と無効の数)を活かして戦う、他の人形のサポートを受けて高攻撃力で戦う、などです。
とりあえずまとめると彼女は耐性の優秀な少し遅いアタッカータイプの人形であり、また積みアタッカーになることも可能であるということです。
では最後の例です。今回はDあきゅうです。
種族値H50 A60 B70 C55 D65 S50
アビリティ 好奇心:補助スキルの優先度が+1される。
弱点:闇 無効:幻
はい、死ぬほど種族値が低くなんの取り柄も無さそうに見えます。今回の注目はアビリティですね。好奇心は補助スキルの優先度が+1されます。
※優先度って?
技には優先度というものがあり、優先度が高い技が先に出ます。同じ優先度では素早さ勝負になります。素早さも同じならランダムにどちらが先に行動するか決定されます。優先度が高いものには相手に対して先制できる、なんて説明が書いてあります。詳しくはウィキを見た方がいいです。
優先度が+1されるのでありとあらゆる補助技が相手より先に行動できますね(例外アリ)。覚える技にも良質な補助技がそろっているので彼女はその後の展開を自分に有利に進めるためのサポーター気質の人形であると考えられます。持ち物では黒いチョーカーなんかを持たせると二回の補助は確約されますし、蛍石(フィールドバリア、プロテクトのターンを長くする)を持たせれば長持ちする壁を貼ることもできます。
とりあえず彼女はサポーター気質の人形なんだなってことを理解してもらえればいいです。
はい、ここまでで言いたかったのは「その人形は何ができるのか」を考えることが大切ということです。できないことをやらせるよりはできることをやらせた方が活躍するのは当然ですよね。種族値、耐性、アビリティ、技から何ができるかはなんとなくでいいのでわかってあげると人形も喜ぶんじゃないかな、たぶん。
今回は以上です。まだまだ続きます。