今日から始める幻想人形演舞 その5 パーティー構築③ 相性補完

 はい、パーティー構築について第三弾は相性補完についてです。

 先に言っておきますが、人形演舞においては本家と違い相性補完がいくら優れていても意味がない場合が多いです。それ以上に俊敏の高さ、火力および耐久の数値の高さが大正義の場合が多いのですが、それでもこれに触れないわけにはいかないし、何より軽視していいわけではないので説明しておきます。

 

 では例えばここにPエリー(鉄 風)の子とAこがさ(水 風)の二体がいるとします。それがあなたのPTです。この時点ですでに気づいた方がいるとは思いますが、この二体では雷技が抜群で通ってしまい、あっさり敗北しますよね?

 

 次にPエリー(鉄 風)とSにとり(雷 水 ついでに電磁誘導)の二体がいるとします。この場合Pエリーの弱点である雷と炎はSにとりが半減以下に抑え、Sにとりの弱点である自然と大地はPエリーが半減以下に抑えてくれますよね?

 はい、これが相性補完というものです。今回は二体でやりましたがPTは六体なのでここをうまく考えながらPT構築するのが大切です(が、人形演舞で本家ほど完全な相性補完は不可能であり、気にしすぎると逆に弱いPTになる場合が多いです。だからといって軽視は絶対にしないでください)。

 

 ここで一貫性という言葉について触れます。

 またPエリーとSにとりを並べましょう。彼らには弱点攻撃は通りません。ですが例えば、闘技ならどうでしょう? 抜群でもなく、半減されるでもなく普通に通りますよね? こういうのを闘の一貫性がある状態と言います。最悪一貫性のあるタイプの攻撃を高火力で撃たれるだけでPT崩壊ということもありえます。

 PT構築については一貫性についても考えるといいでしょう。ただ冥技は光でしか半減できなかったりと構築上どうしようもない場合があります。

 

 重要な概念を一つ話します。「数値受け」「数値流し」です。受けと流しについての説明は今は深くしませんが、つまるところHP種族値100、集防種族値200の人形がいればその子は耐性なんて関係なく集弾方面の攻撃を弱点でなければ余裕をもって耐えられるよね、という考え方です。

 例えば冥の高火力技には集弾が多く、またメジャーなの前述のような集防オバケなら抜群でなければなんなく勝つことができるでしょう。

 特に金のかんざし、銀のかんざし持ちはこの役割を担うことが多いです。

 

 はい、まとめるとPT構築において大切な要素として相性補完(一貫性を消すことも含まれる)数値受け、数値流しがあるという話です。

 今回の記事はここまでです。